肩関節周囲炎（五十肩）

肩関節周囲炎（五十肩）とは

肩関節周囲炎とは、特別な外傷がないにもかかわらず肩関節の周りに炎症が起き、強い痛みと腕の動きの制限を引き起こす病気です。当院にも多くの肩の痛みでお悩みの方が来院されています。

厚生労働省の調査によると、肩周囲の愁訴は男性で第2位、女性で第1位となっており、肩関節周囲炎の有病率は全人口の2～5％とされています。これは20人から50人に1人が一生のうちに経験する計算になり、多くの方が悩まれている現代病といえます。

肩関節周囲炎を放置すると、日常生活に支障をきたすだけでなく、慢性化や症状の悪化につながります。

夜間痛が強くなり睡眠の質が低下し、肩の可動域が徐々に制限されて日常生活動作が困難になります。適切な治療を受けない場合、肩の動きが永久的に制限される長期的な機能障害を引き起こすことがあります。

また、痛みや可動域制限により肩や腕の筋肉を使う機会が減少し、筋力低下が進行して姿勢の悪化や首、背中の痛みなど他の部位にも問題が波及する可能性があります。

肩関節周囲炎（五十肩）の原因

開院以来、当院には肩関節周囲炎でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、肩関節周囲炎の原因はひとつではなく様々な要因が絡み合っているということです。

肩関節周囲炎の原因として次のものが挙げられます。

肩関節周囲炎はさまざまな原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

複数の原因が引き金となり、肩関節周囲の組織に炎症が発生し、関節包や滑液包の癒着、肩周囲の筋肉・筋膜の緊張などが生じて、痛みと可動域制限が発症します。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。肩関節周囲炎にお困りなら豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

肩関節周囲炎への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

対症療法が主体となることが多く、湿布や痛み止めを処方されて時間の経過を待つという診療になりがちで、根本的な改善には至らない場合があります。

身体はどんどん慣れていきますから強い薬が必要となり、さらに薬に頼るという負のサイクルに陥りかねません。

ステロイド注射

一時的な痛みの軽減は期待できますが、効果の持続性に個人差があり、繰り返し注射が必要になることがあります。また副作用のリスクも考慮する必要があります。

注射による一時的な効果に依存してしまい、根本的な解決にはならないことが多いです。

理学療法

継続的な通院が必要で、療法士との連携や個人の努力が重要となります。無理に動かすと症状が悪化することもあり、適切な見極めが重要です。

運動することでかえって症状が強まることもあり、継続の難しさがあります。

安静療法

過度の安静は筋力低下や関節の硬化を進行させる可能性があり、適切なタイミングでの運動療法移行が必要です。

肩関節周囲炎（五十肩）を改善するために

まずはあなたの肩関節周囲炎の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、肩関節周囲炎の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ治療家歴20年近い経験豊富な院長が、検査から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

肩関節周囲炎と大きく関わっている箇所を詳細に検査します。肩関節の可動域、関節包の硬さ、肩甲骨の動き、神経や筋力をチェックしたうえで改善を目指します。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

当院で肩関節周囲炎が改善する理由

肩関節周囲炎の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。中枢神経の検査が最も重要であり、その理由は中枢神経から全身の筋や内臓へ末梢神経が伸びているからです。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。なかなか改善しない肩関節周囲炎も当院にお任せください

肩関節周囲炎（五十肩）のQ＆A

肩関節周囲炎は自然に治りますか？

基本的に自然経過で改善する病態ですが、適切な治療を行わないと可動域制限が残ることがあります。

早期の適切な対応が重要で、放置すると痛みの期間が長引いたり、肩の動きが永久的に制限される可能性があります。後悔しないためにも早めの検査と施術をお勧めします。

肩関節周囲炎の人がやってはいけないことは？

炎症期には無理に動かすことは避け、重い物を持つ動作や急激な肩の動きは控えましょう。

しかし、あまり動かさないでいると肩の動きが悪くなってしまうため、症状に合わせた適切な運動が大切です。

四十肩と五十肩に違いはありますか？

基本的に同じ病態で、発症年齢による呼び方の違いです。40代で発症すれば四十肩、50代なら五十肩と呼ばれますが、症状や治療法に違いはありません。

医学的には両方とも肩関節周囲炎と診断されます。

なぜ夜中に痛みが強くなるのですか？

夜間は血流が変化し炎症物質の影響を受けやすくなります。また、日中の活動による炎症の蓄積が夜間に現れることが痛みの原因と考えられています。

寝返りを打つ際の痛みや、患側を下にして眠れないという症状も特徴的です。

肩関節周囲炎で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術と肩関節周囲炎は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

肩関節周囲炎は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。

腕が以前と同じくらい上がるようになりました