斜角筋症候群

斜角筋症候群とは

斜角筋症候群とは、首にある斜角筋という筋肉が緊張して硬くなることで、その間を通る神経や血管が圧迫され、肩から手にかけてしびれや痛み、だるさを感じる症状です。胸郭出口症候群の一種で、特に腕を上げる動作で症状が悪化しやすいのが特徴です。

デスクワークが増加している現代社会において、長時間のパソコン作業により首が前に出る姿勢を続けることで発症するケースが増えています。症状は人によって異なりますが、軽微な違和感から始まり、徐々に日常生活に支障をきたすレベルまで悪化することもあります。

斜角筋症候群を放置すると、手や腕のしびれ・重だるさが慢性化し、日常生活に深刻な支障をきたします。

筋力低下が進行し、ボタンの着脱やペットボトルのキャップを開けることさえ困難になる可能性があります。

さらに痛みや痺れによる精神的ストレスから肩こりや頭痛、自律神経の乱れを引き起こし、仕事においては集中力の低下や作業効率の悪化により、キャリアにも影響が出てしまうでしょう。最悪の場合、関節や周囲組織に損傷が生じて治療が困難になり、手術が必要となるケースもあります。

斜角筋症候群の原因

開院以来、当院には斜角筋症候群でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、斜角筋症候群の原因はひとつではなく様々な要因が絡み合っているということです。

斜角筋症候群の原因として次のものが挙げられます。

斜角筋症候群はさまざまな原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

複数の原因が引き金となり、首の筋肉の過度な緊張や神経・血管の圧迫が発生し、肩から手にかけての症状が発症します。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。斜角筋症候群にお困りなら豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

斜角筋症候群への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

消炎鎮痛剤は胃腸障害などの副作用があり、根本的な原因解決にはならず症状の一時的な緩和にとどまります。薬によっては眠くなったり、運転や仕事に支障が出てしまうことも多く胃や肝臓などにも負担が掛かります。

身体はどんどん慣れていきますから強い薬が必要となり、さらに薬に頼るという負のサイクルに陥りかねません。

物理療法

電気治療や超音波は効果に個人差があり、継続的な通院が必要で時間とコストがかかります。

リハビリテーション

運動療法は適切な負荷調整が難しく、間違った方法では症状を悪化させるリスクがあります。個人の強い意志が必要とされるため、効果にばらつきが出てしまいます。

生活改善も根気よく継続できる人はごくわずかであり、万人向けの対処法とは言えません。

生活習慣の改善指導

姿勢指導や環境改善は必要ですが、症状がある状態での改善は困難で、根本的な筋肉や神経の問題が解決されないと効果が限定的です。

斜角筋症候群を改善するために

まずはあなたの斜角筋症候群の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、斜角筋症候群の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ治療家歴20年近い経験豊富な院長が、検査から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

首や肩の状態、神経の働きを詳細に検査します。頸椎のカーブの形状、可動域検査、神経や筋力をチェックしたうえで改善を目指します。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

当院で斜角筋症候群が改善する理由

斜角筋症候群の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。中枢神経の検査が最も重要であり、その理由は中枢神経から全身の筋や内臓へ末梢神経が伸びているからです。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。なかなか改善しない斜角筋症候群も当院にお任せください

斜角筋症候群のQ＆A

斜角筋症候群は自然に治りますか？

斜角筋症候群は原因となる姿勢や生活習慣を改善しなければ自然治癒は困難です。

適切な施術と生活指導により根本改善を図ることが重要です。放置することで症状が慢性化するリスクがあるため、早めの対処をお勧めします。

斜角筋症候群の人がやってはいけないことは？

長時間の前かがみ姿勢、重い荷物の持ち運び、首に負担をかける激しい運動は避けてください。症状を悪化させる可能性があります。

また、無理なストレッチや自己流のマッサージも症状を悪化させることがありますので注意が必要です。

胸郭出口症候群と斜角筋症候群の違いは何ですか？

斜角筋症候群は胸郭出口症候群の一種で、特に斜角筋の緊張が原因となるタイプを指します。圧迫される場所により分類されています。

胸郭出口症候群には他にも肋鎖症候群や小胸筋症候群などがあり、症状の出方や原因が異なります。

なぜパソコン作業で症状が悪化するのですか？

前かがみ姿勢により首の筋肉が緊張し、神経や血管の圧迫が強くなるためです。同一姿勢の継続も筋肉の硬化を促進します。

正しい姿勢の維持と定期的な休憩、作業環境の見直しが重要です。詳しくは当院でアドバイスさせていただいております。

斜角筋症候群で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術と斜角筋症候群は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

斜角筋症候群は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。