シンスプリント

シンスプリントとは

シンスプリントは「脛骨過労性骨膜炎」とも呼ばれ、すねの骨である脛骨の表面を覆う骨膜が炎症を起こしている状態です。当院にも多くのシンスプリントでお悩みの方が来院されています。

主にランニングやジャンプなどの動作を繰り返すことで、すねに付着している筋肉が骨膜を引っ張り続け、その結果として炎症と痛みが生じます。特に脛の内側下方3分の1の部分に痛みが現れるのが特徴的で、運動量が急激に増加する新入生や初心者に多く発症する症状です。

シンスプリントを放置すると、症状が慢性化し、すね周辺に異常な血管と神経が新たに形成されて痛みが治りにくくなります。

さらに深刻なケースでは疲労骨折に進行する恐れがあります。初期段階では運動時のみの痛みでしたが、悪化すると安静時にも痛みが続くようになります。

最終的には日常生活での歩行にも支障をきたすレベルまで悪化することがあり、競技復帰までに数か月から数年を要する難治例になる可能性も指摘されています。

シンスプリントの原因

開院以来、当院にはシンスプリントでお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、シンスプリントの原因はひとつではなく様々な要因が絡み合っているということです。

シンスプリントの原因として次のものが挙げられます。

シンスプリントはさまざまな原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

複数の原因が引き金となり、すねに付着している筋肉が骨膜を過度に引っ張り続け、炎症と痛みが発症します。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。シンスプリントにお困りなら豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

シンスプリントへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

一時的に痛みが軽減されても根本的な改善にはつながらず、長期使用による胃への負担や副作用のリスクがあります。

また痛みが抑えられることで無理な運動を続け症状を悪化させる可能性もあり、強い薬が必要となる負のサイクルに陥りかねません。

物理療法

効果が出るまでに時間がかかることがあり、患者によっては十分な改善が見られない場合があります。一時的な効果にとどまる場合が多く、根本的な解決にはならないことが多いです。

運動制限・安静

競技者にとっては練習や試合への参加ができなくなり、体力や技術の低下、チーム内での立場への影響が懸念されます。

リハビリテーション

継続的な取り組みが必要で、専門的な指導のもとで根気よく続ける必要があり、負荷の調整を間違えると悪化することもあります。

シンスプリントを改善するために

まずはあなたのシンスプリントの原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、シンスプリントの原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ治療家歴20年近い経験豊富な院長が、検査から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

シンスプリントと大きく関わっている箇所を詳細に検査します。すねの内側の状態、下肢の可動域検査、神経や筋力をチェックしたうえで改善を目指します。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

当院でシンスプリントが改善する理由

シンスプリントの改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。中枢神経の検査が最も重要であり、その理由は中枢神経から全身の筋や内臓へ末梢神経が伸びているからです。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。なかなか改善しないシンスプリントも当院にお任せください

シンスプリントのQ＆A

シンスプリントは自然に治りますか？

初期段階であれば安静により自然改善することもありますが、多くの場合は適切な処置なしでは完全に治らず慢性化することが多いため、早期の専門的な対応が重要です。

シンスプリントの人がやってはいけないことは？

痛みがある状態でのランニングやジャンプ、硬い路面での運動、適切でないシューズでの運動は避けるべきです。

また痛み止めに頼った無理な運動継続は症状悪化の原因となります。

どのくらいの期間で競技復帰できますか？

軽度であれば2週間程度で復帰可能ですが、慢性化した場合は数か月から数年を要することもあります。

適切な治療と段階的な運動復帰が重要です。当院では個々の状態に応じて復帰プランをご提案いたします。

シンスプリントと疲労骨折の違いは何ですか？

シンスプリントは骨膜の炎症ですが、疲労骨折は骨自体にひびが入った状態です。

疲労骨折はより重篤で治癒期間も長く、完全な運動停止が必要となります。適切な判別が重要です。

シンスプリントで悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術とシンスプリントは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

シンスプリントは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。