手根管症候群

手根管症候群とは

手根管症候群とは、手首にある「手根管」というトンネル状の部分を通る正中神経が圧迫されることで起こる病気です。日本における推定患者数は約125万人で、特にデスクワークが多い30代から60代の女性に多く見られます。

手根管は骨と靭帯で形成された狭いトンネルで、その中を指を動かす腱と正中神経が通っています。何らかの原因でこの部分が狭くなると神経が圧迫され、親指から中指にかけてのしびれや痛み、手の脱力感などの症状が現れます。

手根管症候群を放置すると、しびれや痛みが慢性化し、親指の付け根の筋肉が萎縮して物をつかむ力が弱くなります。

感覚も鈍くなり、細かい作業がやりづらくなって仕事や趣味の制限が増えるでしょう。夜間の痛みによる睡眠障害が慢性化すると、全身の健康状態にも影響を及ぼします。

重症化すると神経障害が不可逆的になり、手術をしても完全に回復しない場合があります。最悪の場合、指先の感覚が失われ、手の機能が著しく低下し、日常生活に大きな支障をきたします。

手根管症候群の原因

開院以来、当院には手根管症候群でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、手根管症候群の原因はひとつではなく様々な要因が絡み合っているということです。

手根管症候群の原因として次のものが挙げられます。

手根管症候群はさまざまな原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

複数の原因が引き金となり、手根管内での神経圧迫や周囲組織の炎症が発生し、親指から中指にかけてのしびれや痛み、手の脱力感が起こります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。手根管症候群にお困りなら豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

手根管症候群への対応として、次のようなものが一般的です。

消炎鎮痛剤の服用

湿布では効果が感じられないことが多いため、より強い鎮痛薬が用いられることがあります。薬によっては眠くなったり、運転や仕事に支障が出てしまうことも多く胃や肝臓などにも負担が掛かります。

身体はどんどん慣れていきますから強い薬が必要となり、さらに薬に頼るという負のサイクルに陥りかねません。

夜間シーネ固定

装着による不快感や皮膚トラブルがあり、一時的な効果しか期待できないことが多く、根本的な改善には至りません。

長期間の使用により手首の筋力低下を招く可能性もあり、日常生活での制限も生じます。

ステロイド注射

効果が一時的で、繰り返し注射することによる組織への悪影響や感染リスクがあります。また、注射時の痛みや神経損傷のリスクも伴います。

外科手術

手術による合併症のリスクがあり、神経損傷や感染、術後の痛みが残る場合があります。また、術後のリハビリ期間も必要になります。

手根管症候群を改善するために

まずはあなたの手根管症候群の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、手根管症候群の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ治療家歴20年近い経験豊富な院長が、検査から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

手根管症候群と大きく関わっている箇所を詳細に検査します。手首の状態、神経の圧迫具合、手指の感覚や筋力をチェックしたうえで改善を目指します。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

当院で手根管症候群が改善する理由

手根管症候群の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。手首だけでなく全身のバランスを見ることで、根本的な原因を特定できるからです。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。なかなか改善しない手根管症候群も当院にお任せください

手根管症候群のQ＆A

手根管症候群は自然に治りますか？

初期段階であれば自然治癒する可能性もありますが、多くの場合は進行性の疾患です。

適切な治療を受けることで改善が期待できますので、早めの対処をお勧めします。症状が軽いうちに適切な治療を受けることが重要です。

手根管症候群の人がやってはいけないことは？

長時間の反復作業や手首に負担をかける動作は避けてください。特にパソコン作業や編み物を長時間続けることは症状を悪化させる可能性があります。

適度な休息を取りながら、正しい姿勢で作業することが大切です。

どの診療科を受診すれば良いですか？

整形外科または脳神経内科がお勧めです。手術が必要な場合は手の外科を専門とする医師への紹介を受けることが大切です。

しかし、根本的な改善を目指すなら当院のような専門の整体院での治療も有効です。

完治までどのくらいかかりますか？

症状の程度や治療法により異なりますが、適切な治療を受ければ多くの場合3か月から6か月で改善が見られます。

早期治療が重要で、症状が軽いうちに治療を開始すれば、より短期間での改善が期待できます。

手根管症候群で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術と手根管症候群は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

手根管症候群は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。