テニス肘（上腕骨外側上顆炎）

テニス肘（上腕骨外側上顆炎）とは

テニス肘は正式には上腕骨外側上顆炎と呼ばれ、肘の外側にある骨の出っ張り部分に付着している筋肉の腱に炎症が起こる病気です。当院にも多くのテニス肘でお悩みの方が来院されています。

40～60歳代に多く発生し、家庭の主婦や職業上で手首を使う作業を繰り返す方に多く見られます。テニスのバックハンド動作で痛みを感じることが多いため「テニス肘」と呼ばれますが、実際にはスポーツ以外の日常生活動作や職業上の動作が原因となる場合の方が多く見られます。

テニス肘を放置すると、軽度の症状であれば自然に改善することもありますが、痛みがひどい場合は簡単には治りません。

上腕骨外側上顆炎のおよそ10％は「難治性」へ移行し、なかなか治らない状態になってしまいます。症状が悪化すると安静時にも痛みを感じるようになり、日常生活動作すべてに支障をきたします。

最悪の場合、保存療法では改善が見込めず、手術療法を検討しなければならない状況に至る可能性があります。痛みの長期化により趣味のテニスやゴルフなどのスポーツ活動に大幅な制限が生じ、生活の質が著しく低下することも懸念されます。

テニス肘（上腕骨外側上顆炎）の原因

開院以来、当院にはテニス肘でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、テニス肘の原因はひとつではなく様々な要因が絡み合っているということです。

テニス肘の原因として次のものが挙げられます。

テニス肘はさまざまな原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

複数の原因が引き金となり、肘関節周囲の筋肉・腱・皮膚の緊張などが発生し、短橈側手根伸筋の上腕骨外側付着部に炎症が起きてテニス肘となります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。テニス肘にお困りなら豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

テニス肘への対応として、次のようなものが一般的です。

安静・装具療法

装具の長期使用により筋力低下や関節可動域制限が生じる可能性があり、適切な使用期間の見極めが必要です。

サポーターに頼りすぎることで本来の筋力が低下し、装具を外した際に症状が再発する可能性があります。

薬物療法

長期使用により胃腸障害や肝機能障害などの副作用リスクがあり、根本的な原因解決にはならないため症状の再発が懸念されます。身体はどんどん慣れていきますから強い薬が必要となり、さらに薬に頼るという負のサイクルに陥りかねません。

局所注射療法

頻繁な注射により腱の脆弱化や感染リスクがあり、効果が短期間の場合は症状が継続する傾向があります。

物理療法

個人差により効果にばらつきがあり、継続的な通院が必要で時間と費用がかかります。一時的な効果にとどまる場合が多く、根本的な解決にはならないことが多いです。

テニス肘（上腕骨外側上顆炎）を改善するために

まずはあなたのテニス肘の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、テニス肘の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ治療家歴20年近い経験豊富な院長が、検査から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

テニス肘と大きく関わっている箇所を詳細に検査します。肘関節の可動域検査、筋力テスト、神経機能をチェックしたうえで改善を目指します。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

当院でテニス肘が改善する理由

テニス肘の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。肘関節だけでなく手首や肩関節の機能検査が重要であり、これらの関節が連動して動くからです。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。なかなか改善しないテニス肘も当院にお任せください

テニス肘のQ＆A

テニス肘は自然に治りますか？

軽度の症状であれば適切な安静により自然治癒する場合もありますが、放置すると約10％が難治性に移行するため、早期の適切な対処が重要です。

症状が継続する場合は専門的な治療を受けることをお勧めします。

テニス肘の人がやってはいけないことは？

手首を反らす動作や重い物を持つ動作、タオルを絞る動作などは症状を悪化させるため避けるべきです。

テニスのバックハンドや長時間のパソコン作業も控え、痛みが生じる動作は無理をしないことが大切です。

テニス肘と腱鞘炎の違いは何ですか？

テニス肘は肘の外側の腱付着部の炎症で、腱鞘炎は腱を包む鞘の炎症です。

発症部位と炎症を起こす組織が異なり、テニス肘は肘周囲、腱鞘炎は手首や指に症状が現れることが多いのが特徴です。

テニス肘の痛みはどのくらい続きますか？

適切な治療を行えば数週間から数か月で改善することが多いですが、放置や不適切な対処により数年間痛みが続く場合もあります。

症状を自覚した初期の適切な安静が症状を長引かせないポイントです。

テニス肘で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術とテニス肘は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

テニス肘は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。