アキレス腱周囲炎

アキレス腱周囲炎とは

アキレス腱周囲炎は、かかとの骨とふくらはぎの筋肉を結ぶ太い腱であるアキレス腱やその周囲に炎症が起こる病気です。当院にも多くのアキレス腱周囲炎でお悩みの方が来院されています。

特に運動習慣のある40歳以上の中年以降の市民ランナーやウォーキングをしている方に多く発症し、加齢による腱の変性がベースにあることから相当数の方が悩んでいると推測されます。アキレス腱は人間の身体で最も太く大きな腱で、歩行や走行などで重要な役割を果たすため、日常生活への影響も大きい症状といえます。

アキレス腱周囲炎を放置すると、炎症が慢性化して腱の組織が劣化し、弾力性が失われる可能性があります。

症状が進行すると安静時にも痛みが続くようになり、瘢痕化が起こって足首の動かしにくさや力の入りにくさが現れます。立ち座りや歩行などの日常動作にも悪影響を及ぼし、最終的には保存的治療では改善が望めず手術が必要になる場合があります。

6ヶ月以上の保存治療で改善しない場合、手術治療が提案されることもあるため、早期の適切な対処が重要です。

アキレス腱周囲炎の原因

開院以来、当院にはアキレス腱周囲炎でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、アキレス腱周囲炎の原因はひとつではなく様々な要因が絡み合っているということです。

アキレス腱周囲炎の原因として次のものが挙げられます。

アキレス腱周囲炎はさまざまな原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

複数の原因が引き金となり、アキレス腱の炎症や腱を包む薄い膜の炎症、足首の可動域減少や周辺筋肉の緊張などが発生してアキレス腱周囲炎となります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。アキレス腱周囲炎にお困りなら豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

アキレス腱周囲炎への対応として、次のようなものが一般的です。

安静と運動制限

長期間の運動制限により筋力低下や体力低下を招く可能性があり、完全復帰まで時間がかかることがあります。運動を楽しんでいた方にとって精神的な負担も大きくなります。

過度な安静は血行不良を招き、組織の修復を遅らせてしまう可能性もあります。

薬物療法

湿布や内服薬は一時的な症状緩和に留まることが多く、根本的な改善には限界があります。長期使用による副作用のリスクもあり、胃腸への負担も心配されます。

痛みを抑えるだけでは原因が解決されないため、薬をやめると再び痛みが戻ってしまうことがあります。

理学療法

継続的な通院が必要で、効果が現れるまで時間がかかり、指導者によって効果に差が出ることがあります。

間違った方法で行うと症状が悪化する可能性もあり、個人の判断では適切な運動強度を保つのが困難です。

装具療法

一時的な負荷軽減効果はありますが、根本的な解決にはならず、装具に依存してしまう可能性があります。

アキレス腱周囲炎を改善するために

まずはあなたのアキレス腱周囲炎の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、アキレス腱周囲炎の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ治療家歴20年近い経験豊富な院長が、検査から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

アキレス腱周囲炎と大きく関わっている箇所を詳細に検査します。足首の可動域、筋力、歩行パターンをチェックしたうえで改善を目指します。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

当院でアキレス腱周囲炎が改善する理由

アキレス腱周囲炎の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。足首の関節だけでなく、下肢全体のバランスや姿勢の問題まで総合的に検査することが必要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。なかなか改善しないアキレス腱周囲炎も当院にお任せください

アキレス腱周囲炎のQ＆A

アキレス腱周囲炎は自然に治りますか？

軽度の炎症であれば安静とアイシングで改善する場合もありますが、多くは適切な治療が必要です。

放置すると慢性化や悪化のリスクがあるため、早期の専門的な対応をお勧めします。根本的な原因が改善されなければ再発の可能性も高くなります。

アキレス腱周囲炎の人がやってはいけないことは？

激しい運動や同じ動作の繰り返し、痛みを我慢しながらの無理な歩行は避けてください。特に発症直後や痛みが強い時期は、患部への負荷を最小限に抑えることが重要です。

また、急激なストレッチや強いマッサージも炎症を悪化させる可能性があります。

アキレス腱周囲炎とアキレス腱炎の違いは何ですか？

アキレス腱炎は腱そのものの炎症で、アキレス腱周囲炎は腱を包む薄い膜の炎症です。しかし実際は両方が同時に起こることが多く、症状や治療法はほぼ同じです。

どちらも繰り返しの負荷により発症し、適切な治療が必要な疾患です。

運動はいつから再開できますか？

痛みが軽減し、日常動作で支障がなくなってから段階的に再開します。急激な復帰は再発リスクが高いため、専門家の指導のもと慎重に進めることが大切です。

まずはウォーキングから始めて、徐々に運動強度を上げていくことをお勧めします。

アキレス腱周囲炎で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術とアキレス腱周囲炎は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

アキレス腱周囲炎は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。