ストレートネック

ストレートネックとは

ストレートネックとは、本来ゆるやかなカーブを描いている首の骨（頸椎）がまっすぐになってしまった状態のことです。正常な首は横から見ると30～40度の前方カーブを描いていますが、このカーブが失われることで頭の重さが首に直接かかり筋肉や神経に過度な負担をかけてしまいます。

別名「スマホ首」とも呼ばれ、現代社会特有の姿勢の問題として注目されています。厚生労働省の国民生活基礎調査によると肩こりを訴える人は女性で1位、男性で2位となっており、その多くがストレートネックと関連していると考えられています。推定では成人の約3～4割がストレートネックの傾向にあるとされています。

ストレートネックを放置すると初期の首や肩のこりから始まり、慢性的な頭痛やめまい、手足のしびれへと症状が悪化していきます。

さらに進行すると頚肩腕症候群と診断され、上肢に放散痛や麻痺が生じる可能性があります。この状態になると読書や手芸などの趣味を楽しむことが困難になり、仕事への集中力も著しく低下してしまいます。

最悪の場合、首の血流悪化により脳梗塞や脳出血などの重篤な疾患のリスクが高まり、自律神経の乱れから睡眠障害や消化不良、うつ症状まで引き起こす危険性があります。

ストレートネックの原因

開院以来、当院にはストレートネックでお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、ストレートネックの原因はひとつではなく様々な要因が絡み合っているということです。

ストレートネックの原因として次のものが挙げられます。

ストレートネックはさまざまな原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

複数の原因が引き金となり、頸椎関節の可動域減少や首周辺の筋肉・筋膜・皮膚の緊張などが発生し、ストレートネックの症状が発症します。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。ストレートネックにお困りなら豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

ストレートネックへの対応として、次のようなものが一般的です。

牽引治療

対症療法であり根本的な姿勢改善にはならず、継続しなければ効果が維持できません。また効果には個人差があり、症状によっては悪化する可能性もあります。

首に負担をかける治療法のため、不適切な施術により症状が悪化するリスクがあります。

物理療法

一時的な症状緩和にとどまり、根本的な原因である姿勢や生活習慣の改善には至りません。待ち時間が長く、理学療法の質が病院ごとで大きく異なる点もデメリットです。

毎回通院する負担も大きく、継続するモチベーションを保つことが困難です。

薬物療法

根本的な治療ではなく対症療法であり、長期服用による副作用のリスクがあります。薬に依存してしまう可能性もあります。

ブロック注射

ストレートネックそのものを治す治療ではなく、効果は一時的で繰り返し施術が必要になる場合があります。

ストレートネックを改善するために

まずはあなたのストレートネックの原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、ストレートネックの原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ治療家歴20年近い経験豊富な院長が、検査から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

ストレートネックと大きく関わっている箇所を詳細に検査します。首のカーブの形状、可動域検査、神経や筋力をチェックしたうえで改善を目指します。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

当院でストレートネックが改善する理由

ストレートネックの改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。中枢神経の検査が最も重要であり、その理由は中枢神経から首周辺の筋や内臓へ末梢神経が伸びているからです。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。なかなか改善しないストレートネックも当院にお任せください

ストレートネックのQ＆A

ストレートネックは自然に治りますか？

ストレートネックは姿勢や生活習慣が原因となっているため、何もしなければ自然に治ることはありません。

根本的な原因にアプローチする適切な治療と生活習慣の改善が必要です。早期の治療開始が重要となります。

ストレートネックの人がやってはいけないことは？

長時間の同じ姿勢、特にスマホやパソコンを前かがみで使用することは避けてください。

また首だけを動かすストレッチや無理な首の牽引も症状を悪化させる可能性があります。適切な指導のもとで行うことが大切です。

湿布や痛み止めが効かないのはなぜですか？

湿布や痛み止めは一時的に痛みを抑えるだけで、ストレートネックの根本原因である骨格の歪みや筋肉のバランスは改善されないからです。

対症療法では根本解決にはならず、継続的な改善には原因に対するアプローチが必要です。

どの診療科を受診すればよいですか？

まずは整形外科で検査を受けることをお勧めします。ただし根本的な改善を目指すなら、姿勢や骨格の歪みを総合的に診ることができる整体院での治療が効果的です。

レントゲンなどの画像診断では異常が見つからないことも多く、症状の改善には専門的な検査と治療が必要です。

ストレートネックで悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術とストレートネックは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

ストレートネックは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。